なぎさ絵画造形教室

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3年生の油絵カリキュラムについてのご案内【R3/9/24】

◯3年生の油絵カリキュラムについてf:id:nagisah:20210922175023j:image

毎年、3年生から油絵カリキュラムを行っています。

例年の油絵を行う子どもたちの様子をみて、今年から、絵の具の種類を代えて油絵カリキュラムを行っていきたいと思っております。

具体的には、「油絵の具」を「アクリル絵の具」に代えてカリキュラムを行っていきたいと思っています。

まず、簡単に「油絵の具」と「アクリル絵の具」それぞれの説明をさせて頂きます。

 

◯油絵の具

・布製のキャンバスに描きます。

・水の代わりに筆洗油(絵の具を洗う)と画溶油(絵の具を溶く)の2種類の油を使います。

・乾くのに時間がかかります。

・服に付くと落ちません。

・手に付いても、絵の具自体に油が入ってるため、水では落ちずベタベタします。石鹸で洗い落とします。

・絵筆は家で洗います。中性洗剤を使ってよく洗わないと落ちず、洗わないで一度固まってしまうと、もとに戻りません。

 

◯アクリル絵の具

・布製のキャンバスでも、紙でも描けます。また工夫をすると、木や石などにも描くことができます。

・水で絵の具を溶いたり、洗ったりします。

・すぐに乾きます。

・アクリル絵の具で描いた上から油絵の具で描くこともできます。(油絵の下塗りのような感じで使うこともできます)

・服に付くと落ちません。

・手に付いた絵の具は水彩絵具よりは落ちずらいですが、ベタベタしません。

・絵筆に付いた絵具は水で落ちますが、とにかく乾きが早く、乾いてしまうと落ちません。教室で洗って帰ります。

 

 

油絵は、とてもいろんな表現ができ、深く掘り下げていけばいくほど、とても面白い画法です。

ただ、上記に挙げたように、今までやってきた水彩画とは道具の使い方や、絵の具の素材感などが違い、使い勝手がかなり異なります。

子どもたちも、始めは油絵に対する憧れもあり、使い勝手の悪さも我慢して取り組むのですが、だんだん道具の管理がめんどくさくなったり、描きたいように描けないのがもどかしくなってしまい、油絵自体があまり好きではなくなってしまう傾向があります。

私もかつて、小学3年生で油絵を始めましたが、道具の管理もめちゃめちゃでしたし、筆を家で洗うのが面倒で、服に付くと怒られる、、思ったように描けない、、と油絵はあまり好きではありませんでした。

ただ、思うように描けなかったからこそ、もっとやってみたいという気持ちも強くなり、油絵科に進んだというのもあります。小学生の頃から油絵に触れたことは、刺激になりましたし、良かったと思っております。

高校生頃には道具の管理も苦ではなくなり、油絵が本当に楽しいと思えるようになりました。その後、どんどん油絵の魅力を見出だせるようになり、今では本当に面白い画法だと思っております。

なので、将来的に絵を続ける続けないは関係なく、色んなことに、チャレンジする時間がたくさんある小学生のうちに油絵に触れて欲しいという気持ちがあり、油絵カリキュラムを行っている次第です。

ただ、前記させて頂いたように、「油絵の魅力を伝えられないまま油絵が嫌いになってしまう」という状態は、とても悲しいので、やり方をずっと思案しておりました。

 

そこで、今年から油絵の具の代わりに「アクリル絵の具」を使って、油絵カリキュラムを行いたいと思っております。布のキャンバスに描くのは変わらず、油絵の塗り重ねなども同じような感覚で学ぶことができます。

実際のところ、油絵カリキュラムで学んで欲しい「重ね塗り」ですが、油絵の具だと乾くのに時間がかかる為、絵画教室の時間内に重ね塗りの指導が、しずらかったというのも、アクリル絵の具を勧める理由です。

「アクリル絵の具」は油を使わず、水で溶いたり洗ったりするので、「油絵の具」よりだいぶ管理が楽になると思います。

アクリル絵の具は油絵の具の下塗りとしても使える絵の具なので、アクリル絵の具に慣れてきたら、後々、油絵の具をプラスしたカリキュラムにしていきたいとも思っております。

ページ最初に載せた絵も「アクリル絵の具」を使って描いたものです。

 

※下の絵はアクリル絵の具で一度塗りした状態です。この状態で油絵具を塗り重ねて仕上げをすることも可能です。

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※アクリル絵の具を塗り重ねて、完成させた状態です。

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〈アップ〉
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今回のカリキュラム必要な用具は

 

〇アクリル絵の具セット「リキテックスレギュラー6号チューブ12色セット」

※ポスターカラー、アクリルガッシュとは絵具の種類が異なります

〇専用の筆のセット

 

の2つになりまして、ご用意頂く費用がだいたい¥4,000くらいになるかと思います。

パレットは、油絵でも使っている、使い捨てタイプの紙パレットを使用しますが、牛乳パックでも代用できるため、当面は牛乳パックを使って行っていきたいと思います。

普段ご家庭で牛乳パックがご用意できる方は、とっておいて頂けると助かります。

牛乳パックは絵画教室でお預かりいたしますので、いつでもお持ち下さい。

だいたいの説明になりましたが、ご不明点、質問等ございましたら林までメッセージ頂ければと思います。

また費用がかかるカリキュラムなので、こちらの内容で参加可能か、お返事のメッセージ頂ければと思います。お手数おかけ致しますが宜しくお願い致します。

カリキュラムは11月14日(木)から始める予定となっております。

どうぞよろしくお願いいたします。