先日、イベント講座「楽しい水彩画」を三郷市戸ケ崎のコミュニティーセンターで開催しました。
◯未就学児(3才以上)
ふうせんのお話をして、クレヨンと絵の具を使って自由に描きました。
絵の具は赤、黄、青、白の4色しか使っていませんが、絵の具とクレヨンで楽しい作品が出来ました。同じ題材で同じ色を使っていても、みんなそれぞれの個性がでていて魅力的な作品になっていますね!
幼少期の成長は目を見張るものがあり、1年、1ヶ月、1日でもぐんぐん成長していく時期です。
また、想像や発想も周りにとらわれず、自由な発想がしやすい時期です。
日常では、やっていいこと、わるいこと、色々なやり方をしっかり教えていって当然ですが、絵に関しては、なるべく本人のやりたいようにやらせてあげることが良いです。
そして、あまり「上手、うまい」などのほめる表現は避けて、お子様の絵を見て思ったことを具体的に伝えてあげると良いと思います。例えば「この海の色がきれいで好きだな」とか「このねこちゃんの表情がおもしろくていいね」とか。
絵画教室では、絵には「上手い」「下手」というのはないと子どもたちに伝えています。
何をもって「上手い」といえるのか、その基準を大人が作ってしまうと、子どもはだんだん「上手い」と誉められるために絵を描くようになってしまいます。
なので、絵の世界だけは自由にいれられるように、じっと見守りながら、好きなようにやらせてあげるといいです。
また、幼児では、絵を描いている途中に自分の手や足に色を塗りだす時もあります。この時、「絵は画用紙に描くものでしょ!」とつい言いたくなってしまうかと思いますが、子どもにとっては、体に塗ったらどうなるだろう?という好奇心からくる発想なのです。この発想はボディペインティングの原点です。
なかなか、全部の制約を失くして自由にやらせてあげるねは難しいですが、幼少期にしかやろうと思わないこと、やれないこと、やらせてあげられないこともあるので絵に関しては、できる限り好きなようにやらせてあげるといいかと思います。
丁度暑い時期なので、お風呂場で汚れてもいい服や下着をきせて好きなようにやせるというのもおすすめです。
〈未就学児の作品〉
◯小学生(1年生~5年生)
小学生では低学年、高学年の2クラスとも、同じ題材の絵を描きました。
小学生では、だんだんと周りのことを意識するようになってきます。絵画では、周りのことを意識しすぎて萎縮してしまうのは良くないですが、周りからうまく吸収して絵に生かせることも多くあります。
小学生では、絵の分野(イメージ画、風景画、静物画など)にも好き嫌いも出てくるので、今回はみんなが楽しむことができそうな、デザイン画に近い題材の絵を描きました。
小学生になると、集中力もぐっと伸びてきて、みんな、ほぼ、1時間のあいだ、黙々と絵を描いていました。
同じ題材ですが、みんなそれぞれに個性が出て面白い作品になっています。
〈小学生の作品〉
※参加して頂いた全員分の写真をとれず、載せられなかったおともだちの作品もあります。
申し訳ございません。
今回、イベントに参加して頂きありがとございました。少しでも、絵の楽しさを伝えられることができたなら幸いです。
◯子ども絵画クラブのご案内
今回イベント講座を行いました、三郷市戸ケ崎のコミニティセンターで、「子ども絵画クラブ」を行います。
内容は主に水彩画と工作も取り入れて、カリキュラムを組み指導いたします。
月に2~3回の予定で土曜日の午前中に行います。
初回は8月20日(土)になります。
参加を検討してみたいという方は、詳しい内容や時間、会費をお知らせさせて頂きますので、メールかお電話を頂けたらと思います。
〈メール〉
matsukura-nagisa-tab@docomo.ne.jp
〈電話〉
07015317257
※メールのお返事は次の日中にはさせて頂きます。もしお返事のメールが来ない場合はお手数ですが、お電話頂きますようどうぞ宜しくお願い致します。
※お電話は、出られない場合もありますが、折り返しをさせて頂きます。ショートメッセージにメッセージを残して頂いてもかまいません。
また、子どもたちに会えたらうれしいです!
ご連絡お待ちしております。