なぎさ絵画造形教室

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ゴールデンウィーク ジブリのすすめ

ゴールデンウィークになりますが、皆さんいろんなご予定を立てているかと思います。ただ、どこも混雑は避けられないので、お家でゆっくりされるという方もいらっしゃるかと思います。また、ご予定がある方も長いゴールデンウィーク、お家で過ごす日もあるかと思います。ゴールデンウィークのおうち時間におすすめしたいのがジブリ作品鑑賞です。

私には小学5年生になる娘がいます。実は少し前、娘が通う塾の国語の授業の雑談に「もののけ姫」が出たらしいのですが、そのクラスの生徒だれ1人も「もののけ姫」を見たことがなかったらしいのです。それで、できれば「もののけ姫」をお家で見てくるようにと言われたとのことだったのです。

言われてみれば「もののけ姫」は見せたことがなかったなあと思いました。私は見たことがありますが、かなり昔でストーリーが曖昧になっていたので、これを機に一緒に見てみようと思いDVD を借りました。(我が家ではu-nextを利用していますが、ジブリ作品は色々な事情で配信がないみたいですね、久しぶりに DVD を借りました)

「もののけ姫」とても良かったです。娘もとても面白かったらしく、その後、娘がまだ見ていなかった「天空の城ラピュタ」「ハウルの動く城」「風の谷のナウシカ」「耳をすませば」「崖の上のポニョ」とジブリ作品を堪能しました。

どの作品も、今見ても古く感じない世代を超えて楽しめる良さがありました。

「もののけ姫」はむしろ今の時代にこそ見るべきとも感じました。

SEKAI NO OWARIの「DragonNaight」という曲に「人はそれぞれ正義があって、争うのは仕方ないかもしれない、だけど僕の嫌いな彼も彼なりの理由があると思うんだ」という歌詞があるのですが、「もののけ姫」を見たらこの歌詞が頭に浮かびました。

ジブリ作品には大体どの作品にも、目を逸らしたくなるような怖い描写が少しがあります。私はそれもジブリ作品の良さだと思います。世の中には目を背けたくなるような恐ろしいことが必ずあります。できれば恐ろしいことには合いたくないですが、生きていれば降りかかってくることもあります。私はその恐ろしいことを隠そうとする、綺麗なところばかり見せようとするような風潮があまり好きではありません。たまに「このアニメは残酷な表現があるから子供に見せるべきではない」などの声を聞くことがあります。年齢的に理解が難しい、刺激が強すぎるとかそういう場合はあるかもしれません。ただ、物語やアニメでこそ恐ろしいことに立ち向い、乗り越えていく主人公の姿を見せられるのではないかとも思うのです。

あと、やっぱりジブリ作品は世代を超えて楽しめるというところがいいです。小さい時に見て感じる楽しさと大人になってから見て感じる楽しさが違うというところです。今回、娘と一緒にジブリ作品を鑑賞しましたが、娘は、例えばナウシカが乗っている「メーヴェ」という乗り物に乗ってみたいとか非常に夢見る感想を言います。大人のように心情の深読みはできないかもしれないけど、子供じゃないと感じない感想だなぁと思うのです。だから是非子供のうちに1度ジブリ作品を見て欲しいと思うのです。

先ほど少し触れましたが、年齢的にそもそも理解が難しくて面白みを感じないということはありますので、未就学児はディズニー映画のが楽しめかもしれません。ジブリ作品でもトトロやポニョは小さな子でも楽しめるかもしれません。次に魔女の宅急便、ラピュタやナウシカ。

千と千尋や、もののけ、ハウルなどは3、4年生以上かなぁと思います。

 

では楽しいゴールデンウィークをお過ごし下さい。