なぎさ絵画造形教室

なぎさ絵画造形教室の作品紹介

Vol.9「小さな好き、得意を活かす」(REST9月号掲載予定)

※足立区佐野地域学習センター情報誌にてぬり絵コラムを掲載しております。芸術分野に関することだけではなく、生活や教育など様々な分野の事柄を題材に書いております。

 

私生活で一児の母である私は、今までの人生の中で子どもが生まれてから4歳くらいになるまでの子育て時期が一番つらい時期でした。でも、同時に、人間として成長できた時期でもあります。今、その時期にいる方、また、仕事や家事、子育てでお悩みの方、そういった方へちょっとしたヒントになればと思い執筆しております。もし、記事にご共感頂き、おすすめしたい方がいましたら是非シェアして頂ければと思います。

 

Vol.9 小さな好き、得意を活かす

自分の好きなこと、得意なことを極めてそれを仕事にして生きていけたら理想ですよね。子どもに対しても何か1つ秀でたものを持ってもらえたらと思うかもしれません。かつて私も画家になって生計を立てていけたらと夢見ていました。美大に進み、他の仕事をしながら個展などを行って活動していましたが、結婚し、子どもが生まれた時、自分の気持ちや興味がいろんなことに分散して、ギャラリーのオーナーに制作の甘さを指摘された時がありました。最初は作品作りに没頭できない自分を恥じて芸術の道から退こうと思いました。でも、熱量や懸ける時間は変わっても芸術の世界は好きだし、他の事と複合的にやっていくのもありなんじゃないかなと思うようになったのです。得意や好きなことは他にもあって、絵と同じくらい読書が好きで文章を書くのもそこそこ好き。学生時代にやっていた塾講師のアルバイトやアパレル販売の仕事も意外にも向いていて接客が得意なことに気が付きました。苦手だと思っていた小さな子どもも、子育てを通じて子どもって面白いなと思うようになりました。そして今は、そのいくつかの「好き」や「得意」を合わせて絵画教室の仕事をしています。1つの事を極めて仕事をしている人はとてもかっこいいですが、いくつかの小さな「好き」や「得意」を生かして楽しく仕事をしていくこともできます。なので、1つの事を極め続けて大成することができなくても、その事が無駄になることはありませんし、また、その他にも小さな「好き」や「得意」はたくさんあるはずなので、1つの事にストイックになり過ぎず色んなことに目を向けてみることも大事だと思うのです。


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