※足立区佐野地域学習センター情報誌にてぬり絵コラムを掲載しております。芸術分野に関することだけではなく、生活や教育など様々な分野の事柄を題材に書いております。
私生活で一児の母である私は、今までの人生の中で子どもが生まれてから4歳くらいになるまでの子育て時期が一番つらい時期でした。でも、同時に、人間として成長できた時期でもあります。今、その時期にいる方、また、仕事や家事、子育てでお悩みの方、そういった方へちょっとしたヒントになればと思い執筆しております。もし、記事にご共感頂き、おすすめしたい方がいましたら是非シェアして頂ければと思います。
Vol.5自分時間
ストレス社会といわれると言われる現代、自分の趣味や好きな事をやって、ストレス解消したいと思っている方は多いと思います。しかし、日々の生活が忙しくて、なかなか時間を捻出できないといったことはないでしょうか?でも実際、空き時間が全くないというわけではないと思います。今の時代、色々なことが合理化され、みんな時短を意識して行動しています。そこで得た時間こそ、やりたいことに使いたいはずなのですが、なかなか使えていない。では何に使っているのでしょうか?おそらく、何となくのスマホ時間、YouTube等のwebコンテンツの視聴ではないでしょうか?なんで、そこまで見たいと思っていないスマホを見てしまうのか、それは、スマホやWebコンテンツは自分で行動を起こさなくても勝手に私たちに情報を提供し楽しませてくれます。つまり受け身でいいんです。そして終わりがない。次から次へと楽しい情報を提供してくれる。楽しければそれでもいいいのでは?とも思いますが、自分で選んで行動したことでないと、本当の満足は得られなかったりするもので、そういった時間を過ごした後の充実感はあまりないものです。また、頭は色んな情報でいっぱいになり逆にストレスをためる場合もあります。やりたいことをやるというのは自分で行動をおこさなくてはならないので、それなりにパワーがいります。なので、やりたいことは、時間が余ったらやるではなく、優先的にスケジュールに組み込むことが大事だと思います。私の趣味は読書ですが、大好きな読書でさえ、暇があったら読もうだとなかなか読めない。だから毎日、子どもの寝る前の約20分間を「読書タイム」と決めて子どもと一緒に読書をしています。短い時間ですが、短いからこそ集中して本の世界に没頭でき、日々の生活を忘れリフレッシュできます。また自分で時間をコントロールして、楽しんだという達成感もあります。あと、生活スぺースとは違う場所、例えばジム、サウナ、図書館、講座や教室などに身を置き、それしか出来ない状況を作ることも自分時間を作るのに効果的です。絵画教室でも、1月に佐野センターや三郷市コミュニティセンターで大人向けのぬり絵講座を行う予定ですので、興味のある方は是非、自分時間作りにお役立て下さい。