◯「干支のおはなし」
今回の題材は「干支のおはなし」でしたが、幼児ではまだ、「干支」や「新しい年」「お正月」「年賀状」などのことをちゃんと理解するのは、難しいです。誰かに教わるというよりは、成長していく過程で少しづつ理解していくものかと思います。
絵画教室でも「干支」についてちゃんと理解ができなくても、少しでも興味を持ってもらい、楽しく絵が描ければいいと思って題材に選んでおります。
3歳児クラスでは、まだ一年間の概念があまりないので、季節の話からしました。春、夏、秋、冬のことは良くわかっていて、今が冬だということ、冬の次がまた春になることも教えてくれました。その後、1から12の数を数えたり、今は何月かな?12月の次は何月だと思う?などのクイズなどをしながら、「1年間」「新しい年」の説明をしました。
4歳児クラスでは、1年間の概念もだいぶ理解が深まってきているので、最初から「今は何月かな?12月の次は?」のクイズを出し、その後は、干支の話をする為に、「十二支のはじまり」という絵本の読み聞かせを行いました。
この絵本は、4歳児にとって、内容的にまだ難しい部分もあるのですが、幼児に親しみやすい優しい絵の本なので、雰囲気だけでも伝わればと思い読みました。
みんな、とても真剣にお話を聞いてくれました。
その後は3歳児クラスも、4歳児クラスも12月までは虎さんが一年を守ってくれて、1月からはうさぎさんが守ってくれるよ~というお話につなげて、自由に絵を描きました。
〈4歳児クラスの作品〉
〈3歳児クラスの作品〉
※今回、写真を撮り忘れてしまったおともだちの作品があります。すみませんでした。
今年度の絵画の時間は、今回が最後となりました。また、来年もゆう+のみんなに会えるのを楽しみにしています。
ありがとうございました。
林 渚