※お知らせ
明日25(木)、小学生は彫刻刀を使います。スケジュールにも書いていますが、いつも以上に集中して、彫刻刀の扱いには注意するようお声掛け下さい。彫刻刀は、真剣にやっていても指先を少し切ってしまうことが毎年あります。それは、彫刻刀を扱う上では、避けられないことですが、学ぶことも多く、毎年、恒例のカリキュラムにしています。もちろん、大怪我にはなっていませんが、ふざけて扱ってしまうと、それこそ大怪我のもとになってしまいます。
お声掛けのご協力と彫刻刀のご理解をどうぞ宜しくお願いいたしますm(_ _)m
◯園児「3本の線から」
今回は、みんなに画用紙を配る前に、あらかじめ画用紙にグレーのクレヨンで3本の変わった線を描いておきました。線の形状はみんなそれぞれ違っています。
その3本の線を自由に使って絵を描くというカリキュラムでした。
発想が自由にできないと、難しいく感じてしまうカリキュラムですが、みんな楽しんで描くことができていました!
本来、「自由な発想」というのは、人間みなもっているものです。幼児は、この「自由な発想」がとてもしやすい時期です。
頭の中は常識にとらわれない楽しい想像の世界が広がっています。
ただ、身体機能や知識的な部分はまだ未熟な時期なので、絵を描いた時、いわゆる「大人にとってわかりやすい絵」にはなりません。なので、何が描いてあるかわからなくて、つい、「これは何か?」「魚はこうじゃないよ」という声掛けをしがちです。
ただ、そういったやりとりが続いていくと〈描くものは「何か」でなければならない〉〈絵はみんなが「魚」ってわかるものじゃなきゃいけない〉〈「上手」に描けてないと恥ずかしい〉などといった気持ちが先行していって本来もっている「自由な発想」がしずらくなり、絵を描くことが苦痛になってしまうこともあります。
ただ、少なからず、成長するにつれて、周りの目は気にするようになるし、常識的な知識も増えていくので、幼児の時代の自由な発想からは、成長とともに変わってきて当然です。
でも、
「絵の世界は何を描いてもいい、自由」
「絵に失敗はない」
「絵に上手い、下手はない」
を、繰り返し伝え、子供自身か受け入れていけば、「自由な発想」は出来ていくと思っています。
幼児では、お母さん、お父さんの関わりが強く、一般的に特にお母さんの言葉は子供にとって最高の言葉です。子供たちは絵を描くのも好きだけど、やっぱり描いた絵を見てもらうのも嬉しいのです。
お子様への声掛けは、お母さんが絵を見て思ったことを伝えてあげて下さい。
そして、出来れば「上手」以外の言葉で「ここの色がきれいだね」とか、具体的にお母さんが好きなところを伝えてあげるといいかと思います。「上手」とは、とても曖昧で、何を基準に「上手」なのか。一般的に「写真のように見たものを見たまんまに表現できること」を基準にしている気がします。でも、子供の絵の良さはそこで判断するものではないと思っています。「自分の描きたいものを楽しんで描けたこと」それが一番大事なことだと思います。
「上手い」で「ほめて」しまうと、子供は「上手い絵でほめて」もらうことを意識して絵を描くようになる場合があります。だから、「ほめる」のではなく、子供が描いた絵に対して、「感想」を言ってあげるといいかと思います。
〈年中さんの作品〉
〈年少さんの作品〉
〈年長さんの作品〉
◯小学1~3年生「アクリル画」
3年生は初めて、小さなキャンバスに描くアクリル画に挑戦しました。
みんな、戸惑うこともなく、扱いにもすぐに慣れて楽しんで描いていました!
〈小学3年生の作品〉
◯小学4年生以上「ペン画〈100個の…〉」「水彩画〈空の話〉」
ペン画の続きと、終わったおともだちは水彩画を行いました。
〈小学6年生の作品〉
〈小学4年生の作品〉
〈小学5年生の作品〉
◯ぬり絵紹介