今年は桜が咲くのが例年よりゆっくりのような感じでした。
お花見は例年通りには出来ませんでしたが、桜は皆様どこかで目にされたでしょうか?どんな状況でも桜の美しさは変わらず、桜の花を眺めている時は一瞬でもその美しさに現実を忘れさせてくれます。桜はすぐに散ってしまいますが、また1年後、必ずその美しい姿を見せてくれる。私達もその1年の間、何が待っているかわからないけど、また一年後幸せな気持ちで桜を見れるといいなと思うものです。
桜は色んな種類があって日本国内でも600以上もの品種があるようです。
よく目にするのが上の写真のソメイヨシノです。
蕾がつき、花がさき、花が散り、だんだんと青葉が生えてきます。
考えて見ると不思議ですよね、
普通に土から生えてくるお花は、まず芽が出て、葉が茂り、蕾ができて、花が咲きます。
桜は花が先に咲き、葉っぱが後に茂ります。桜の他にも、木になる花はこのパターンが多いみたいです。
そして上の写真にある八重桜が少し遅れて咲きます。
今の時期、八重桜がこの辺りでもまだ見られます。八重桜は葉っぱが少しムラサキ色ぽくて、ソメイヨシノと違って花と葉っぱが同時に顔を見せてくれる印象です。また、花は花びらがたくさんついていてフワフワとした感じです。八重桜の花は桜の塩漬け、葉っぱは桜餅にも使われりそうです。
桜の枝は花屋さんにも切り花用にも売っていたりします。
実は先日、切り花用の八重桜を使って花を生けました。
その際に八重桜を詠んだ素敵な唄を思い出しました。
次の記事ではそちらをご紹介したいと思います。
今、私たちの生活はこの数か月で大きく変化し、今までに経験したことのない状況になっています。でも、草木は長年の間、異常気象の大雨や防風など過酷な状況も負けず、今も春を迎え花を咲かせています。その姿に力をもらいます。
人間はコミニケーションをとれます。協力できます。
今ある環境の中で幸せを見つけて、心身ともに健康で生きていきましょう。